7月30日(火)の定例会は、会員のTさんのお話しを聞かせて頂きました。 Tさんは作曲・編曲に携わる中で、若い音楽家の発表の場や、需要の高い童謡や唱歌などに親しむ場が少ないことに気付きました。そこで、皆が欲しているけれど、あまりないコンサート―例えば0才児から楽しめる、敷居の低いコンサート−のプロデュースを考えるようになったそうです。 誰のため・何のため、という目的をしっかり持ち、それには何が必要でどう構成すればよいかを考える。聴衆や出演者を喜ばすつもりが、いつの間にか自分が満足したい、というものにすり替わっていないか? 出演者の気持ちは聴衆にも伝わるので、出演者には特に心を砕く。ケンカは勿論ダメですが、議論も納得いくまで話し合ってわだかまりを残さない。楽しく演奏してもらうことを考える。 自らの体験を基にしたお話は、非常に説得力がありました。何度も「こだわり」という言葉を使われていましたが、それは目的を達成するための「こだわり」。そのためには敢えて削る気持ちも必要。 これまで謎のヴェールに包まれていたTさんの人となりが少し分かり、皆はとても喜んでいました。Tさん自身も、話をするにあたって過去を振り返ることで、考えを整理でできた、と喜んでおられました。まさに話し手・聞き手両方が喜ぶひと時になった訳です。 今回は文プロ評論家・S先生が会議に出席頂けました。お話しをじっくり聞けなかったのは残念ですが、いつも私たちを見守って下さる先生には、本当に感謝です。
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