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■ 朗読とヴァイオリンで紡ぐ宮沢賢治の世界A2018.12. 7

 最初に紹介されたのは、賢治さんの作品づくりに際する姿勢を窺わせる『注文の多い料理店』序文。朗読をつなぐように、波多野さんがフォーレの子守歌を演奏しました。ビロードの上を滑るような始まりに、皆心がわくわくした事と思います。
 『やまなし』「12月」とテレマンの二重奏、『銀河鉄道の夜』とバッハのアリオーソなど、朗読とヴァイオリンの絶妙な掛け合いが、美しい風景や銀河のきらめきを瞼に浮かばせます。『風の又三郎』の掛け合いのあとには、波多野さんがクライスラーの愛の悲しみをソロ演奏で披露してくださいました。