エイミー・クラウス・ローゼンタールの『おかあさんはね』の朗読では、母親のわが子にそそぐ無償の愛を、ギターがやさしく音に乗せます。 少し物憂げで、それでいて流れる水のように爽やかなギターの音色は独特のものがありました。その音色で奏でる伊藤さんのオリジナル曲「思い出の中で」は、子どもの頃を思い出そうとするような懐かしさを感じました。 レースのカーテン越しにさし込む暖かな日差しの中、大きな幸福感が会場を満たしていきます。 朗読とギター演奏が交互に進められていく構成は全く違和感なく、声と楽器が同じ空気に溶け込んで行くようで、大変感銘をうけました。
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